玄米を、最初から最後まで、米と米の摩擦だけを利用して循環させながら糠を少しずつはいでいきます。
二分(にぶ、10分の2)ほどはいだところで、一旦精米するのを止め、そのままはがれた糠も一緒にタンクの中で一晩寝かせます。
この間に、米内部で酵素が活性化し、タンパク質やデンプンが分解を始めます。翌日まで、それぞれ分解して発生したアミノ酸や還元糖などを増やし続けます。
そして、24時間後には、米は美味しさの素となる旨味成分や甘味成分をたたえた熟成状態になっています。
この後、さらに、残りの八分(はちぶ、10分の8)の糠をやはりゆっくり循環させながら精米し白米に仕上げ、「熟成米」の完成です。
料理はまず、素材が第一です。米などの場合、一般にまず品種が問われるのはそのためです。産地や気候は言うまでもなく、乾燥の仕方、保管の状況や取り扱い方も、品質・鮮度に大きく影響します
石や不純物の混じった玄米から、機械でそれらを取り除き、表皮をはぎ、白米に仕上げる作業です。砕米や割れ米などをきちんと取り除くことは、食味、炊飯時の炊きあがりの安定感を左右します。
どんなに良い食材も調理方法をまちがうと、その良さを引き出すことは出来ません。炊飯のポイントは、①計量、②米とぎ、③時間管理の3つです。炊飯は1つの立派な調理なのです。
私たち唐房米穀グループは、九州の米処佐賀県で厳選した優良な玄米だけを仕入れ、自社工場で精米し、販売しています。また、炊飯部門では地域の学校給食や一般企業に米飯食を供給しています。「玄米からご飯まで」の全ての行程をグループ企業で行うことで、安心・安全で、より良い商品をお客さまにお届けすることができます。特許製法による唐房米穀オリジナルの「熟成米」から、「冷凍米飯」まで、幅広い商品ライナップを取り揃えております。「味」と「品質」にこだわったオリジナル商品をぜひ一度ご賞味ください。